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過去と今をつなげて考える:「戦前昭和の社会 1926-1945」 [それでもどっこい生きてます]

大正から戦前期に出版されたものや記録を通して、当時のヨノナカがどうだったのかを探る本。

以前から大正から戦前にかけてのヨノナカの状態や人々がどう感じて生きてきたのかは興味があるんですが、311の震災後、ますますその傾向は強くなっています。

それは「今」の情報で「今」を考えることの困難さから来ています。

地震、津波、原発、そしてそれらのことに対応して生きている人たち、そして自分のことを、リアルタイムに流れる情報だけでとらえることは無理だったのです。

この本は、当時の人たちが昭和恐慌、満州事変、515事件、226事件、そして日中戦争や日米戦争に入っていく中で、それらをどう認識し対応して生きてきたのか、ちょっとだけ身近に感じられる本だと思います。

90年ほど昔の人たちが、自分の生活を脅かす事件や社会問題に、この本の範囲でいえば19年間の長きにわたって直面しながら、どうやって生きてきたのか。

「今」を「今」だけを見ていると、よくわからなくなる。

それと同じく昔も、ひとつの点として把握しようとすると、よくわからなくなるな、そんな感じがした本でした。



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