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「<野宿者襲撃>論」生田武志 [それでもどっこい生きてます]

野宿者(一般的にはホームレスと呼ばれる人)を襲撃する若者の心理を追った本。
著者は長く野宿支援活動に参加していて、その経験を元にリアルな現実を突きつけてきます。
表現も内容も全然違いますが、吾妻ひでおの「失踪日記」に似た読後感です。

こういう本を読むと、なぜか今の自分の生活よりもリアルを感じてしまい、すごくすごく考えさせられてしまいます。コレはなんなんでしょうか?
フリーターにせよ、野宿者にせよ、ひきこもりにせよ、なんか根っこのところが自分と近い感じがして、なんだか分からないけど関心を寄せずにはいられないものがあります。
心の叫びの共振作用とでもいえばいいのか、読んでいると音叉が共振するように、心が揺さぶられてしまうのです。
はじめは同情なのかも知れないと思っていたんですが、どうやらそうではないらしく、なにやらもっと自分にとって根本的なものらしいのです。
自分はいまだにこの気持ちに名前を付けられません。もしかしたら一生付けられないものなのかも知れません。ある意味それを知るのはちょっと怖い気もします。


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「フリーターにとって「自由」とは何か」杉田俊介 [それでもどっこい生きてます]

詩的で美しい文章が、もの凄い筆圧で書かれています。
自分の気持ちをギリギリまで見つめつつ、でも決して内向きにはしない。
外の世界の矛盾をギリギリまで追いかけつつ、でも決して外向きだけでは終わらない。
「世の中が悪い」と「自分が悪い」の間を、自分の身体を使って引き裂かれる限界まで問い直そうとする姿勢。しかも、固定化しない(させない)動的な姿勢。
理想と現実という陳腐な枠を超えて行こうとする叫び声のような本。

後半ちょっと難しいですが、非常に良い本だと思います。

特に、「あくまで自分の頭で物事を考える」ということを真剣に考えてる人には、ぜひ読んでみてもらいたいです。


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著者の方からコメントが [それでもどっこい生きてます]

「分裂共生論」の記事に、著者の杉村さんからコメントいただきました。どうもです。
しかし、ネットだとこういうこともあるんですね。不思議な気分。


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