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「子どもの想像力と創造」ヴィゴツキー [それでもどっこい生きてます]

自由奔放な子供から大人へ変化する過程で何が起こっているのかを述べた感じの本。
なんとなくは分かるし共感もするけどスッキリしない感じ。

子供のころの空想や想像が「こうなんだもん」「これでいいのだ」という主観的なイメージで構成されていて他人へ伝えることを意識していないとすると、大人になるということはより客観的な要素を取り入れるということで、だから大人になるに従って「豊かな想像力」は失われるのだ、という感じのことが述べられています。

その主観から客観への橋渡しをどうするかを考えるのが、教育で重要ではないか、ということをいいたいのかなぁ。

読みながら思ったのは、日本だと「自由な学び」や「ゆとり教育」みたいなキーワードで話されることは主観世界をより高めるみたいな要素、簡単にいえば芸術家育成みたいな面があって、そのイメージがあるから「生ぬるいことを!現実を見ろ!」という風に反発する人がいる。

でも、じゃあ主観的な世界が不要、さらにいえばヨノナカ的には有害で、客観世界のみに生きるべきだ、そういう人材を作るべきだ、という話は違うと思うのです。
客観世界ってそれだけで成立するわけじゃなくて、あくまで個々人の主観世界がある上で、個々人の主観世界の統合としての客観世界があると思うのです。

んで、日本に主観世界が豊かな人が少ないから、まずはそこを補強しないとイカンみたいなことを「自由な学び」や「ゆとり教育」みたいなキーワードを語る人は言いたいのじゃないか、と思ったわけです。

ちょっと話がずれますが、最近は「主観」「客観」とは別に「バーチャル」も個人の内面に存在しているんじゃないか、と思っています。
何が「リアル」なのかって話になってしまうかも知れないけれど。

子どもの想像力と創造

子どもの想像力と創造

  • 作者: レフ・セミョノヴィチ ヴィゴツキー
  • 出版社/メーカー: 新読書社
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 単行本


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