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「Dear Pyongyang - ディア・ピョンヤン」見てきました [それでもどっこい生きてます]

【Dear Pyongyang - ディア・ピョンヤン】を見てきました。ヤン・ヨンヒ監督のプライベートフィルムをまとめたドキュメンタリー。

北朝鮮というと、そりゃもう拉致だ、ミサイルだ、軍事国家だと、メディアが煽るのはそういった危険な国家、敵国というメッセージばかりです。

この映画は、監督である在日二世の女性が、在日一世であり朝鮮総連の幹部であった年老いた父に色々と問いかける形で進行します。
テーマだけ聞くと深刻になってしまいますが、そのお父さんはステテコすがたで登場し、本当に普通のおっちゃんとして、酒飲んでたり、恥ずかしそうにお母さんとの馴れ初めを話したり、早く結婚しろと娘に言ったりする映像がたくさん出てきます。

監督の方も大阪の人らしくぽんぽん話すタイプで、カメラを回しながらの会話は重苦しいものではありません。

でも、そういった普通の親と娘との会話の中で、たとえば韓国籍に切り替えたいと思っていることとか、結婚相手はなんで日本人やアメリカ人はダメなのかとか、兄三人を北朝鮮に「帰国」させたことをどう思っているのかとか、「北朝鮮」が顔を出します。

父親は朝鮮総連の幹部であった訳で、もちろんそんな話を娘からは聞きたくないに違いありません。でも父の口から直接聞きたい。親と子としてキチンと話をしたい。そういう監督の祈りとも叫びともつかないものに導かれるように、おっちゃんである父親はぽつぽつと、苦しそうに、時には恥ずかしそうに話をする。
北朝鮮だのなんだの問題を超えた親と子の会話がとても心にしみます。

途中、新潟からマンギョンボン号に乗って北朝鮮に行くシーンが続くのですが、ほとんど知らない北朝鮮の街の映像や、兄夫婦との家族団らんの映像をみて、やっぱり人の生活はあるんだな、と、当たり前のことを思ったりしました。
おばちゃんが来て、姪っ子や甥っ子がはしゃいだり、泣いたり、ピアノを弾いたり。
北朝鮮に問題がないということを言いたいわけではなくて、国に色々な問題があっても、一般の人は生きているんだな、ということです。

もし、北朝鮮とむやみに戦争をすれば、そういう人たちと殺しあうことになるわけですよ!!

見終わった後、舞台挨拶とちょっとしたトークコーナーがあって、自分の思いを語る監督さんはとても率直な方で、この映画をみてもし親子の対話が増えればとてもうれしいと、言っていました。
そうそう、女性ながらキムタクに似てました。

彼女のエッセイ集を買って、サインもらってしまった。

ディア・ピョンヤン―家族は離れたらアカンのや

ディア・ピョンヤン―家族は離れたらアカンのや

  • 作者: 梁 英姫
  • 出版社/メーカー: アートン
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本


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