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「多元化する「能力」と日本社会 ハイパー・メリトクラシー化のなかで」本田由紀 [それでもどっこい生きてます]

「なんでオレたちは単純な能力だけじゃなくて、「生きる力」とか「人間力」なんていう個人的な人格まで評価されてしまう世の中に生きているんだろうか?」といったことに対するマジメな本。
「「ニート」って言うな!」の本田由紀です。

実際の調査結果を踏まえた分析による第二章から第五章が一番苦労し大変だったのだと思いますが、個人的にはまえがきと序章、最終章とあとがきが個人的な考えがはっきりしていて一番良かったです。申し訳ないけど。

もちろん、自分の思い込みだけじゃなく、数値にせよなんにせよ「なんでオレはこう思うんだ?」という根拠を記録していくことは大切なことで、他の人に伝えるってこともさることながら、未来の自分が読んだときに「あんときなんでオレはこう思ってたんだ?」ということに対する手がかりにもなるんで、すごい大切なことだと思います。

何か新たな決断を迫られて、その判断材料として過去の決断の根拠を思い返したくなったときに、その当時の自分の知識や気持ちに純粋に戻ることは不可能で、しかも大体思い出は美化され、思い出したくないことは思い出さなかったりするんで、なおさらそう思うわけですよ。

そういう意味で、この本のこういった試みは大切だと思います。たとえ今は何かが決定的に足りなく、意味が弱いと感じたとしても、近い未来、「今」を封印したことの大切さを受け取る人が出てくるハズです。


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