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【書評:名前のない生きづらさ 野田彩花・山下耕平】 [いま、ここ]

書きづらい。

いや、書評を書きづらいのはいつもなんですが、この本はなおさら書きづらい。
名前のない生きづらさ (シリーズ それぞれの居場所1)
野田彩花, 山下耕平
子どもの風出版会 ( 2017-03-15 )
ISBN: 9784909013019

大阪を拠点とする【NPO法人フォロ】がやっている居場所活動である、【なるにわ】に参加している野田彩花さんの新聞連載をまとめたものをコアにして、日本における、不登校、ニート、ひきこもりなどの言葉の発生の経緯を参照軸にしながら、社会から名付けられることや、眼差されることについて、生身の自分であることと、社会的な存在である自分であることを、両方手放さずに、どこまで何が言えるのか、そんなことにチャレンジしているように感じました。

気になる方には読んでみてほしいです。

そういえば、以前、【ひげたまブログ 2007/11/13 「身体の社会学のブレークスルー―差異の政治から普遍性の政治へ」後藤 吉彦】という記事を書いたのですが、この本に書いてあることと少しだけ近いかも知れないです。

★ ★ ★

山下耕平さんの本は、2012年にもう一冊読んでます。

その時の自分のコメントが「私もなんとか生き抜きたいもんです」なんですが、とりあえず5年は生き延びました。

その当時から、本質的な生きづらさは変わってない気がしますが、それでもなんとか生きてます。わはは。

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【映画評:グッド・ウィル・ハンティング】 [いま、ここ]

【公式:午前十時の映画祭】で、グッド・ウィル・ハンティングをやってたので観てきました。



ロビン・ウィリアムズはとても好きな俳優で、たしか劇場で「いまを生きる」を観たのが最初だったハズ。

調べてみたら1990年3月17日公開なんで、札幌の専門学校を卒業して、東京に出てこようとしているタイミングですね。
たしか札幌で観たんだと思いますが、すごく勇気づけられた記憶があります。

そんな大好きなロビン・ウィリアムズが出て来る、グッド・ウィル・ハンティング。
なんとなく話は知ってましたが、初見です。

いやぁ、よかったです。

主人公のウィル・ハンティング(マット・デイモン)と、カウンセラーのショーン・マグワイア(ロビン・ウィリアムズ)が、最初に会うシーン。
ウィルがショーンを絵のことで挑発して、ショーンがその挑発に強く傷つき、「殺すぞ」とウィルの首を締めるシーンが圧巻でした。

その前までの他のカウンセラー達は、そういうウィルの挑発を単に拒絶し、立場で対応してしまうのに対し、ショーンは自分がカウンセラーであることよりも、一人の人間であることを全面に押し出して、ウィルに「殺すぞ」と迫る。
ショーンにとって、一番触れてほしくない、今も乗り越えられていない傷に触れられたから、ということはあるにしても、元々人間臭く、立場によらない行動をする人なんだと思います。

その後、色々と衝突をすることで(お互い、相手の痛いところを、遠慮なく突っ込んでいくんですよね)、二人ともなんとか自分を受け入れるスタートにたって、そして他人のことも受け入れられるようになっていく。ウィルの成長とショーンの成長が同時に起こるところが、とても好きですね。
自分が変わらない前提で相手を変えようとするなんてことは暴力ですから。

いや、良い作品でした。

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蝉の声 [いま、ここ]

さっき、蝉の声を耳にしました。

引っ越してから初めての夏なので、この家で聞く初めての蝉の声です。

いよいよ夏ですね〜。

今年はどんな夏になるか、わくわくしてきました。

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【映画評:ありがとう、トニ・エルドマン】 [いま、ここ]

あまり前知識もなく観たんですが、あるシーンで号泣したので、ここで取り上げる次第。

【公式:ありがとう、トニ・エルドマン】



最近、涙腺がゆるいせいもあるんですが、それでも、ここまで号泣するのは、もしかしたら、去年末に観た「この世界の片隅で」以来かも。

親子のぎこちない関係をそのまま映像のリズムにしながら、基本コメディタッチで、笑える、というか、少しシュールに感じる展開が続くんですが、まぁ、気持ちよくやられました。

ありきたりな甘い感じの展開がない点も好きですね。

★ ★ ★

そういえば、今年は映画観まくってるな、と、数えてみました。

1月、5本。
【予告編:一会】
【予告編:沈黙】
【予告編:シーモアさんと、大人のための人生入門】
【予告編:怒り】
【予告編:湯を沸かすほどの熱い愛】
2月、2本。
【予告編:永い言い訳】
【予告編:島々清しゃ】
3月、2本。
【予告編:たかが世界の終わり】
【予告編:未来よ こんにちは】
4月、4本。
【予告編:ムーンライト】
【予告編:ケンとカズ】
【予告編:ダンスの時間】
【予告編:コクソン】
5月、3本。
【予告編:わたしは、ダニエル・ブレイク】
【予告編:百日告別】
【予告編:≒草間彌生 わたし大好き】
6月、4本。(1本重複)
【予告編:アシュラ】
【予告編:人魚姫】
【予告編:ドラゴン×マッハ!】
【予告編:一会】(2度目。中島みゆき好きなんです)
7月、今のところ4本。
【予告編:ローガン】
【予告編:ガーデンアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス】
【予告編:光】
【予告編:ありがとう、トニ・エルドマン】

合計23本。

去年は多分5、6本なんで、自分にとってはかなりのハイペースです。

一年に劇場で観た映画の本数としては、すでに人生最高の本数ですが、なんというか、映画、面白いです。

実は、映画というジャンルそのものを面白いって、あまり思っていなかったというか、好きな作品や良い作品はあっても、それを「映画」の面白さとは思ってなかった気がします。つまり自分は映画ファンではなかったんじゃないかと。

でも、これだけ色々な映画を劇場でみていたら、なんか素直に「映画ってすげーな」って思ってきたんです。

もしかしたら、【シネスイッチ銀座】や、【下高井戸シネマ】【ジャック&ベティ】などの、映画ファンが出向くような映画館(?)で観ている作品が多い、というのも、そう思った要素の一つかもしれません。

なんか、雰囲気があるんですよね。劇場にも観客にも。

それは愛ってやつかもしれません。

今年は、まだまだ観ると思いますんで、年末、自分がどう思ってるか、楽しみでもあります。

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わかっちゃいるけど やめられない [いま、ここ]

2006年の5月にこんな記事を書きました。

【ひげたまブログ 2006/5/14 思惑の押し付け、もしくは自他の距離感について(脳みそ補足)】

この記事のことはよく覚えていて、「自己分析としては当たってる気がするな〜」と折につけぼんやりと思い出してたんですが、最近、 魂の脱植民地化シリーズを何冊か読んでいく中で、さらに「当たってる・・・」感が強くなりまして。

でも、分析できれば自由になれる、とは簡単に行かないところがあるよなー、と、10年以上経った今の自分を振り返ると思うわけです。

自分なりに、一人旅に行ってみたり、フリーランスという立場に自分を移してみたり、また会社員に戻ったり、また辞めたり、住む場所を変えてみたり、即興ダンスを始めたり、本を読んでみたりしてますが、なかなか手ごわいです。

わかっちゃいるけど やめられない

でも、それを受け入れて、なんとかしていくしかないんですよね。

この記事は、

を読んで触発されたものです。植木等って浄土真宗の僧侶でもあったんですね。

「他力本願」って言葉は今はあまり良い意味に取られないと思いますが、他力という言葉の表面的な理解ではない、宗教的なあり方について考えることができる本だと思います。

親鸞は好きでいくつか本を読んでいるのですが、他力に絞って、仏陀から植木等までを通してみる視点は新しく感じました。

ただ、ちょっと言葉が難しく集中力が必要になる本です。集中できる環境で一気に読むのがオススメ。

「わかっちゃいるけど やめられない」として、「自力でやっていく」と「他力本願を信じる」を、思惑で都合よく混ぜずに、明確に線を引きながら、自分の中に統合していく。

言葉でまとめると抽象的な表現になってしまいますが、そんなことを、ままならない生身の自分の体で引き受けて生きていくのかな、と思ったりしています。

・・・と、なんか思いの外、硬めな話の展開になってしまった朝でありました。今日も東京は暑そうです。

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