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「じょうずな勉強法―こうすれば好きになる」麻柄 啓一 [それでもどっこい生きてます]

中学生、高校生ぐらいの人を対象にした勉強法のお話。

んー、薄い本なのでさらさら読んでしまいましたが、もちっと骨太なのを期待してたので、物足りませんでした。まぁ、中学生、高校生向けだからしょうがないかなぁ。
でも語り口がちょっと子供を意識しすぎな気もする。中学生ぐらいだと子供っぽく扱われるの嫌がるんじゃないだろうか。

内容的には、「暗記するんじゃなくて、知識を得るってのは面白いよ」ということを分かりやすく説明していて、とてもうなずけるものになっています。

じょうずな勉強法―こうすれば好きになる

じょうずな勉強法―こうすれば好きになる

  • 作者: 麻柄 啓一
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本


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「自虐の詩」業田良家 [それでもどっこい生きてます]

最後まで読んで号泣してしまいました。後半の展開には圧倒されてしまった。

はじめは、「え?ただ不幸な夫婦の話が延々と続くの?」と思ったけど、や、確かにある意味では続くんだけど、なんかその延々と続く「営み」が熱を持ってきて、不幸とか幸せとかそういう何かを「切り分け評価する」んじゃなくて、全部わたし、わたしはいる、みたいな感じになっていきます。

あー、うまくいえない。細切れでは語れない。

ちゃぶ台をひっくり返し続ける夫(内縁)をとことん愛し続ける主人公の幸恵、どこまでも借金取りでありながら同時に人である借金取り、中学の同級生の熊本さんvsむかつくハゲ教師、幸恵の万引き話、などなど、「どうしようもなく貧乏な幸恵とその出来事」が延々とつづられます。
でも、不思議と暗くはない。重いけど。

橋本治の「勉強ができなくても恥ずかしくない」に、ほんのちょっとだけ近いイメージがあります。

読みながら、中学生の時、新聞配達をしていた友達のことをしきりに思い出してました。
彼と比べて、バイトもせずにのほほんと生きていける自分が恥ずかしくてしょうがなかったな。
そういえば、高校生のときに家が貧乏でよく万引きをしていた同級生もいたっけ。

でも、二人ともとても好きだった。自分の大切な友達だった。

みんな元気にやってるだろうか。

おーい、おれは元気だぞー!

自虐の詩 (上)

自虐の詩 (上)

  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫


自虐の詩 (下)

自虐の詩 (下)

  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫


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「アドルフに告ぐ」手塚治虫 [それでもどっこい生きてます]

アドルフ・カウフマンが、アドルフ・カミルのお父さんを殺すシーンが、ショッキングでした。

自分にはどうすることもできないまま、「なんでこんなことになってしまうのか」ということが連鎖していく怖さ。でも、生きるためにその状況に適応していってしまう悲しさ。
自分なんてなくなってしまう状況。

高校のときにはじめて読んで、2回目ですが本当に恐ろしい話です。

「あいつは敵だ殺せ」

その一言ですべてがはじまり、はじまりさえすれば「敵」を指し示しつづけるだけで、もうすべてが回転していく。どこにも「敵」なんていなかったのに。

「敵」を指し示す人には、本当に注意が必要です。
それがもっともらしかったとしても、自分がその不安に負けそうになったとしても、何かを守るためだったとしても、「敵」を殲滅すれば問題が解決すると考えるのは間違っています。
仮に「敵」がいなくなったとしても、また誰かによって新しい「敵」を指し示されるだけです。

理想論じゃありません、現実論です。

北朝鮮は「敵」ではありません。
誰かが作り上げ、指し示している「敵と呼ばれるもの」なだけです。
いまだから冷静に。

「あいつは敵だ殺せ」といってる本人は絶対自分では「敵」を殺しません。”あなた”に殺させます。忘れてはいけません。

アドルフに告ぐ (第1巻)

アドルフに告ぐ (第1巻)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 1985/05
  • メディア: 単行本


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「八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学」佐藤卓己 [それでもどっこい生きてます]

「なぜ終戦記念日は八月十五日なのか」を、色々な角度から分析した本。

そんなこと考えたこともなかったので、とても刺激的でした。

歴史的事実としては、
八月十四日 ポツダム宣言受託
八月十五日 天皇の国民に対するラジオ放送(玉音放送)
九月 二日 ミズーリ艦上で降伏文書に調印
とのことなので、「八月十五日を終戦記念日とする」というのはちょっと無理があるのでは、という点を軸に話が進みます。

実は八月十五日は何かが決まったりした日ではないからです。

では、なぜ八月十五日が終戦記念日なのかについて、
・ラジオやテレビでの八月十五日の扱いの移り変わり
・玉音放送の扱いの変化
・歴史教科書での終戦の取り上げ方の変化
などを具体的な資料として、「お盆」と「天皇の祭祀長としての役割」、「敗戦」を「終戦」としたい心理、「丸山真男の八・十五革命論」などをキーワードにして話が展開します。

読んでて思ったのは、「新しい歴史教科書」のこととか、小林よしのりが取り上げていることとか、最近の話の様にみえて、終戦直後から、ずっと繰り返し論議されていたことだったのか、ということです。

条件降伏か無条件降伏か、敗戦なのか終戦なのか、侵略なのか進行なのか、議論はずいぶん昔に出尽くしているんですね。もうちょっと追っかけないと分かりませんが、多分そうなんでしょう。

じゃあ、なぜそんなに長いこと繰り返し議論しているのに決着がつかないのか?

もしかすると「最終的には論理の話じゃないから」なのでしょうか?
そうなのであれば、基本的な知識さえあれば、後は自分が立ち位置を決めるダケになります。

なんか面白くなってきたぞ。

そういえば、ちょっと前から丸山真男にふれることが多いですが、丸山真男に近づけば近づくほど、何か良く分からない空白が生まれてきている感じがして、そしてそれは吉本隆明の影な予感がしています。そろそろ読むか。

八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

  • 作者: 佐藤 卓己
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/07/06
  • メディア: 新書


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「ホテル・ルワンダ」「ミュンヘン」新文芸座にて [それでもどっこい生きてます]

前から見たかった「ホテル・ルワンダ」が、池袋にある【新文芸座】ではじまったので見てきました。
ついでに同時上映の「ミュンヘン」も。

内容を知っている方からすると、「この2本を一日で見るのか!」と思うかも。

上映時間の都合で「ミュンヘン」、「ホテル・ルワンダ」の順で見ました。

「ミュンヘン」は、ミュンヘンオリンピックで11人のイスラエル人選手が殺されたことに対する、イスラエルのパレスチナゲリラへの報復を描いた作品。主人公は暗殺者となるアヴナー。
最後のシーンで、アヴナーがエフライムを食事に招待して拒否されるシーンが、すごい重かったです。そこまで平和は遠いのか。

「ホテル・ルワンダ」は、ルワンダでフツ族がツチ族を大量虐殺(100万人)したことを題材にした作品。
国連平和維持軍のオリバー大佐が主人公のポールに「オレの顔に唾を吐け」と、自分の無力さに腹を立てるシーンと、虐殺の映像を世界中に流しても、まあ怖いといって、みんなディナーに戻るだけさ、と報道カメラマンのジャックが吐き捨てるシーンが、印象的。
自分は主人公達ルワンダ人より、外国人の方に感情移入していました。虐殺する/される側ではなく、あくまで外部から助けようとする側。「しょうがない」と言い切っていいのかは良く分かりませんが、悲しいかなそうでした。

~~
この映画館、はじめて行ったんですが、結構アットホームで良い映画館でした。
いまどき珍しく入れ替え制じゃないので、入場券を買えば一日中映画が見れます。(1300円)
入ると客席には年配の方がたくさんいて、ちょっとびっくり。
入れ替え制じゃないとか、割引が豊富とか、普段は古い映画をやってるとか、色々理由があるんでしょうが、みんな気軽に暇つぶしに来てる感じ。場末感バリバリ。普通に弁当食べてるし。
最近の映画館って、ちょっと気取って見に行くところってイメージが強いので、びっくりしつつも、なんか「こういうの落ち着くなー」と和んでしまいました。年配の人が多いところって、なんか和みません?
まぁ、今日の映画は強烈だったんですけど。


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映画みたり本かったり [それでもどっこい生きてます]

今日は暑かった~。梅雨明けてないけど、すっかり夏気分。

んで、ホテル・ルワンダを放映している映画館を見つけたので見てきました。感想はまた別エントリーで。

その後大量に本を購入!

丸山眞男 8・15革命伝説

丸山眞男 8・15革命伝説

  • 作者: 松本 健一
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2003/07/26
  • メディア: 単行本


敗戦後論

敗戦後論

  • 作者: 加藤 典洋
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 単行本


この2つは、「八月十五日の神話」で引用され面白そうだったので買い。

丸山真男と平泉澄―昭和期日本の政治主義

丸山真男と平泉澄―昭和期日本の政治主義

  • 作者: 植村 和秀
  • 出版社/メーカー: 柏書房
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本


これは前から気になっていたので買い。

僕が批評家になったわけ

僕が批評家になったわけ

  • 作者: 加藤 典洋
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/05/21
  • メディア: 単行本


これは「敗戦後論」の横にあって立ち読みしたら面白そうだったので買い。キチンと読んでないけど加藤典洋は好きになりそうな予感がビシビシします。

「負け組」の哲学

「負け組」の哲学

  • 作者: 小泉 義之
  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本


これは帯につられて買い。この人の本ははじめて、かな?

自虐の詩 (上)

自虐の詩 (上)

  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫


自虐の詩 (下)

自虐の詩 (下)

  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫


これは、「うつうつひでお日記」で紹介されていてよさそうだったので買い。

アドルフに告ぐ (第1巻)

アドルフに告ぐ (第1巻)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 1985/05
  • メディア: 単行本


これはむしょうに読みたくなってしまったので全巻買い。高校の時に図書館ではじめて読んでものすごいショックを受けた記憶アリ。今読むとどうだろうか?


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「いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL」小林よしのり [それでもどっこい生きてます]

すごく誤解されそうなんですが、この本を読んで
「平和を考えるなら、東京裁判の無効を意識する必要があるのではないか」
と感じました。

【6月14日の日記】にも書きましたが、新しい歴史教科書の話あたりから、小林よしのりの主張にはついていけてません。

今回の本は、
「A級戦犯、A級戦犯ってみんな言ってるけど、ちゃんと知らねーだろ!」
ということで、A級戦犯とは具体的に誰なのか、何をした人なのかを中心に語っていて、確かにA級戦犯について「自分が良く知らない」ことが分かりましたが、特別に新しい主張があるわけじゃありません。

でも、なぜか「東京裁判の無効を前提とする」考え方に何か先があるような気がしました。

もちろん日本の戦争行為を正当化するのが目的じゃなくて、アメリカや他の国の戦闘行為を止めるための何か足がかりになるんじゃないだろうか、といったものです。
東京裁判を否定しないと、戦争に突き進むアメリカを止められる言葉が手に入らない気がします。

あー、自分で言ってて怖い。すごく言ってはいけないことを言ってる気がします。

6月14日から今までの間にあった関連する出来事といえば、「北朝鮮のミサイル騒ぎ」ぐらいしか考えられませんが、その影響は何かあるのかも。

いよいよもって本気で戦争を事前に止めないといけない、はじまったら絶対に止められないぞ、と感じている面はありますが。うーん。

しかし、眠れないのでいっきに読んでしまった…。

いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL

いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


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「1984年」ジョージ・オーウェル [それでもどっこい生きてます]

管理社会を題材にした有名小説。

1949年の本なので、もう50年以上たつ訳ですが、「今の世の中と何が違うんだろう」と思いながら読んでしまいました。
もちろん、超管理社会で「テレスクリーン(情報の送受信ができる機械。盗聴マイクの役割もする)」やら、思考の幅を狭める「新語法(ニュースピーク)」やら、常に歴史を都合の良いように常に改ざんし続ける「真理省」やら、まぁ今はココまでひどくはないのですが、それでも方向としては大きく違いが無いような気がしてしまいます。

そういう意味では、当時読んだ人の方がショックは大きかったのかも。
それでも、最後まで希望を捨てず読んでたので、最後まで救いが無かったのがショックではありました。なんたる結末。「ジョニーは戦場へ行った」みたい。

しかし、思考管理において、言葉と歴史を剥奪する、というのはとても有効ですね。怖い。

1984年

1984年

  • 作者: George Orwell, ジョージ・オーウェル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1972/02
  • メディア: 文庫


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だらだら休み [それでもどっこい生きてます]

旅行から帰ってきて、なーんもする気もなく、だらだら過ごしています。

8時に起きたのはいいものの、本を読みながら起きたり寝たり起きたり。
ちょっとネットやる以外は、ほとんど布団でごろごろ。

夕方、髪を切りに行こうと思い立ち床屋へ。んで本屋も。んで焼き鳥屋へ。
旅に出てからここ1週間半、毎日飲んでるなぁ。実にイカン!

本。

いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL

いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


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「表現したい人のためのマンガ入門」しりあがり寿 [それでもどっこい生きてます]

いきなり言ってしまうと、この本はマンガ入門じゃないです。
あえていうなら、「表現者入門」かな。

でも、タイトルなんてどうでもよくて、なによりも、しりあがり寿のあふれ出す思いが詰まった本です。

こんなに書いていいんだろうか?というぐらい、自分のことについて、表現するということについて、表現でメシを食うというシステムについて、びっくりするぐらい率直に書いています。

なんというか、
「表現ってするのって、ある意味ツライよね。でも、それしかないから、それで行くのさ!今までもこれからも、どこまで行くのさ!」
という決意表明にも読めます。

いいぞ、いけー、いったれー!

読んでてとても元気になり、かつ身が引き締まる思いがしました。

あー、良く考えると、「マンガ”家”入門」ではないけど、「”表現したい人のためのマンガ”入門」とはいえるかも。

表現したい人のためのマンガ入門

表現したい人のためのマンガ入門

  • 作者: しりあがり 寿
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 新書


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