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「<野宿者襲撃>論」生田武志 [それでもどっこい生きてます]

野宿者(一般的にはホームレスと呼ばれる人)を襲撃する若者の心理を追った本。
著者は長く野宿支援活動に参加していて、その経験を元にリアルな現実を突きつけてきます。
表現も内容も全然違いますが、吾妻ひでおの「失踪日記」に似た読後感です。

こういう本を読むと、なぜか今の自分の生活よりもリアルを感じてしまい、すごくすごく考えさせられてしまいます。コレはなんなんでしょうか?
フリーターにせよ、野宿者にせよ、ひきこもりにせよ、なんか根っこのところが自分と近い感じがして、なんだか分からないけど関心を寄せずにはいられないものがあります。
心の叫びの共振作用とでもいえばいいのか、読んでいると音叉が共振するように、心が揺さぶられてしまうのです。
はじめは同情なのかも知れないと思っていたんですが、どうやらそうではないらしく、なにやらもっと自分にとって根本的なものらしいのです。
自分はいまだにこの気持ちに名前を付けられません。もしかしたら一生付けられないものなのかも知れません。ある意味それを知るのはちょっと怖い気もします。


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「フリーターにとって「自由」とは何か」杉田俊介 [それでもどっこい生きてます]

詩的で美しい文章が、もの凄い筆圧で書かれています。
自分の気持ちをギリギリまで見つめつつ、でも決して内向きにはしない。
外の世界の矛盾をギリギリまで追いかけつつ、でも決して外向きだけでは終わらない。
「世の中が悪い」と「自分が悪い」の間を、自分の身体を使って引き裂かれる限界まで問い直そうとする姿勢。しかも、固定化しない(させない)動的な姿勢。
理想と現実という陳腐な枠を超えて行こうとする叫び声のような本。

後半ちょっと難しいですが、非常に良い本だと思います。

特に、「あくまで自分の頭で物事を考える」ということを真剣に考えてる人には、ぜひ読んでみてもらいたいです。


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著者の方からコメントが [それでもどっこい生きてます]

「分裂共生論」の記事に、著者の杉村さんからコメントいただきました。どうもです。
しかし、ネットだとこういうこともあるんですね。不思議な気分。


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電気用品安全法だと!ざけんな! [それでもどっこい生きてます]

そんな法律2001年から施行されていて、その猶予が今年の4月で切れるとのこと。
うわ、知らんかった。つか、ふざけんな!

とりいそぎ、たけぽんさんの「日々の泡」記事。
中古電気製品絶滅促進法

もう一つ、まとめwikiサイト。
電気用品安全法@2chまとめ



あんまし、こういうので連動させるの嫌いなんですが、なんつーかコレはちとヤバイかと思われるので貼りまする。よく読んでみてください。
さすがに、コレはありえないでしょう。


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「ふりむかない男」栗本薫 [それでもどっこい生きてます]

ナリスは好きなんで、外伝で出てくるとうれしいですね。
~~
予報どおり外は雪になっています。むちゃくちゃ寒い。
朝はどーなってるんでしょかね。


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また酔っ払い [それでもどっこい生きてます]

前の職場の人と池袋のうどん屋で酔っ払い。楽しゅうございました。
今週は飲み会が多くなりそう。


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結局 [それでもどっこい生きてます]

散財&よっぱらい。

禁煙ファシズムと戦う

禁煙ファシズムと戦う

  • 作者: 小谷野 敦, 斎藤 貴男, 栗原 裕一郎
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 新書


「野宿者襲撃」論

「野宿者襲撃」論

  • 作者: 生田 武志
  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本


フリーターにとって「自由」とは何か

フリーターにとって「自由」とは何か

  • 作者: 杉田 俊介
  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本


『資本論』も読む

『資本論』も読む

  • 作者: 宮沢 章夫
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本


ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の未来

ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の未来

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新評論
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本


日本資本主義百年の歩み―安政の開国から戦後改革まで

日本資本主義百年の歩み―安政の開国から戦後改革まで

  • 作者: 大石 嘉一郎
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本


多元化する「能力」と日本社会―ハイパー・メリトクラシー化のなかで

多元化する「能力」と日本社会―ハイパー・メリトクラシー化のなかで

  • 作者: 本田 由紀
  • 出版社/メーカー: NTT出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本


手作りUSB機器―USB‐IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで

手作りUSB機器―USB‐IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで

  • 作者: 永島 智二
  • 出版社/メーカー: RBB PRESS
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本

「禁煙ファシズム~」はずっと買おうかどうしようかと思いつつ、立ち読みでかなり読んでしまったんで買い。
「フリーターにとって~」は、序文に素敵な勢いがあって、すごく共感したので買い。
「「多元化する能力」と~」は「「ニート」って言うな!」の本田由紀の本だったので買い。

調子にのって買いすぎだ!気持ちよかったけど!


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寒い休日 [それでもどっこい生きてます]

今日の飲み会がキャンセルになってしまい、どうしたもんかとぼや~っとしております。
勢いで福島の勝常寺に行こうかとも思ったんですが、どうやら冬の間は拝観できないらしいので、見送り。暖かくなったら行ってみようかと思います。

本が切れてきたんで、ジュンク堂でも行こうかな~と思ってるんですが、外は風が強くて寒い。
だからといって、家にずっといてもイマイチ。

もう2時間ぐらいそんな感じでぼや~っとしながら、ちょろちょろWeb見たり、知り合いにメール書いてみたり。

とりあえず寒いからまた布団に入ります。寝ちゃうかなぁ。


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「「ニート」って言うな!」本田由紀・内藤朝雄・後藤和智 [それでもどっこい生きてます]

若者論の流行が、「パラサイトシングル」→「ひきこもり」→「ニート」と変化していった流れが良く分かる本。
時間の流れにそってみてみると、ニート!ニート!と騒ぐような流行が、いかにクソくだらないものなのか良~く分かります。
本の中では「くだらない」というレベルではなく、「生き方」という個々人で違うのが当たり前な事情を一般化してパッケージ化することを、明らかに危険な社会的傾向として糾弾しています。

ニートなんていう一般化できる実体は何もないのに、「ニートには再教育をうけさせなくてはならない」とかいって、自分達の好きなように若者をいじくり回そうという、いやらしいニオイがする。

「経済的に自立するためのスキルを養う必要がある。だからそれをサポートする仕組みを作ろう」というのなら、どのスキルを身に付けるのは自分で選べばいいわけですから問題ないんですけど、スキルじゃなくて生き方とか性格、たとえば「明るくはっきりとモノをいう人になろう」とか「みんな仲良く安心できる社会」とか、そういうできもしないことを強制してくる頭のおかしい人に従う必要はないのです。
たとえそれが社会人として表向き正しそうに見えたとしても、それはあくまで今の世の中を今のまま維持したい人たちの願望にすぎないのです。んなのクソくらえ。


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「「アメリカ抜き」で世界を考える」堀武昭 [それでもどっこい生きてます]

「南太平洋のグローバリゼーション」と題した章で、それまで自給自足経済しかなかったパプアニューギニアに日系企業の工場が出来て、現金経済に切り替わり、急速に社会が変化していくさまを追ったレポートが大変刺激的。
明治維新後の日本や、いままさに中国で起こっているのは、こういう変化なんでしょう。

生きていくことを考えれば自給自足で問題はなかった、ただお金を中心にした経済が入り込み回り始めると自給自足経済との両立はなりたたない。
「怒りの葡萄」を読んだときに感じた圧倒的なまでのカネの力。
今の時代に生まれて生きると、こうした「なぜいまはこうなんだ?」という基本的なことを考える暇なく、生きていく方法を習うのに必死になってしまうんですよね。

だからといって、武者小路実篤の「新しき村」ではないですが、自給自足の生活に戻るべきだ、というのはちょっと違うとも思います。あこがれはしますが。

アンチグローバリズムにせよ、非覇権主義にせよ、はたまた共産主義にせよ、左翼運動にせよ、極端な方向はうまくいかないと思うのです。
だってみんなそういう「運動」が好きなわけじゃなく普通に生きて生きたいダケですからね。
あわせて言えば、こういうことは自分で考えることを基本にするしかないわけでして、それがなくなった瞬間にすべては「全体」に飲み込まれてしまうと思うのです。古い全体にせよ新しい全体にせよ。
そういう自覚があればあるほど、こういうコトは大きな流れにはなかなか繋がらないのですよね。

だから、せめてこういうところでつらつらと文章を書くことで、「実はこういうこと考えてます。うっしっし」っていうことぐらいは必要かなぁと思うわけです。誰か共感してる人がいると良いなと思いつつ。

作者の思いが強く出てる本で、ちょっと偏りは感じつつも、なかなか良い本だと思います。
強引に答えを出そうとせずに、あれこれ寄り道しながら迷っている感じもいいかな。


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