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「援助の必要な刑余者(罪を犯した人)の地域生活支援」講座に行ってみました [それでもどっこい生きてます]

1月16日(金)に、【社会福祉法人 南高愛隣会】が主催した、【援助の必要な刑余者(罪を犯した人)の地域生活支援】という講座に行ってきました。

この講座は、今の刑務所には障がいを持った人がたくさんいて、本来であれば社会的な援助を受けてしかるべきなのに、出所後、なんのフォローもないため生活基盤を確立できず、そのため再犯を繰り返してしまう人達がいる、そんな人達の状態を改善したい、という問題意識から始まった行政を巻き込んだ活動の一環です。

去年、山本譲司の「累犯障害者」という本を読んで、刑務所に多くの障がい者がいる、刑務所の一部が福祉施設化している、ということを知り、興味があったので聞いてきたのでした。

基調講演、シンポジウムともに、試験的に行っている刑余者の受け入れの事例をとりあげ、矯正施設(刑務所、少年院など)と福祉をどうつなげるのか、つなげたあとどうフォローしていくのか、また裁判の段階からのフォローの可能性など、「一人一人の事例」を色々と聞くことができました。

ちなみに、行政と手を組んだ取り組みであることで、来年度(平成21年度)には、以下の項目について予算がつく予定のようです。(要約)

1.刑務所への社会福祉士配置促進
2.地域生活定着支援センター(仮称)の設置
3.保護観察所に「調整担当の保護監察官の設置
4.更生保護施設に福祉スタッフを配置


シンポジスト所属団体関連リンク:
【社会福祉法人紫野の会 かりいほ】
【NPO法人 ふるさとの会】

行政資料:
【厚生労働省:第39回社会保障審議会障害者部会 地域における自立した生活のための支援(1)(平成20年9月24日(水))】
【資料2-(2) 地域における自立した生活のための支援「地域での生活の支援」(参考資料)全体版(PDF)】

ニュース記事:
【毎日新聞:孤独の岸辺:/10止 犯罪繰り返す高齢者】

本:

累犯障害者

累犯障害者

  • 作者: 山本 譲司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/09/14
  • メディア: 単行本



★ ★ ★

また、関連した集まりとして、2月18日には【要援助刑余者の地域生活定着支援の実際】というものも開催されるとのこと。
こちらには「累犯障害者」の山本譲司さんも出席されるようです。

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コメント 2

いっし~

人間生まれてくるときは障害者や犯罪者になろうと生まれてきたわけでは無いと思います。生育環境や生活の中で追い込まれたときにやむを得ず犯罪に手を染めてしまうのだと思います。義務教育の中で社会的救済(生活保護など)の教育がされません。救済制度を知っても窓口で素っ気なく断られれば生き抜くため犯罪に走る。これは本人が悪いのでしょうか・・・その後は累犯と言うことに神経経路できあがってしまう。
◆話は違うと思いますが、数年前 名古屋の白川公園のテント撤去を強制的にしたときの関係者数人が市役所の食堂で偶然に私の後ろに座って話していました。「今回の撤去 俺たちの手柄だなぁ」等と英雄気取り
◆生活保護を受けている障害者が就職をして福祉から外れたいとがんばっていたが一旦外れて再発や老化で働けなくなったときの支援をCWに相談したところ再度援助を受けるのは大変難しいなどと返事をもらったそうです。

こんなことができてない行政に何ができるのか
ホームレスになった時の恐怖をしらない人達に何が分かるのだろうか・・

炊きだしボラ仲間より

by いっし~ (2009-01-17 18:19) 

ひげたま

> いっし~さん
コメントどもです。
行政に何を期待するのかは、とても難しいと思います。
福祉に付き添っているボラ仲間から聞く話も、良い話ばかりではないですし。
ただそれでも「なんとかしたい」と思っている人は行政にもいると私は思っています。
くだらないことで角つきあわせるのではなく協力していけたらいいんですが。

by ひげたま (2009-01-17 20:36) 

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