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「「資本」論」稲葉振一郎 [それでもどっこい生きてます]

経済学の流れを順番に追える本。
とても丁寧な説明で読みやすいです。

自然状態的な社会と、高度に構築された現代の人工的な社会。

「いまさら自然にかえることなんてできないよ」と分かった様な顔で、無意味な言葉を吐くことはできますが、稲葉振一郎はもうちょっと込み入った形で「なぜ自然にかえれないのか」を説明しています。

それはスタイン・ベックの「怒りの葡萄」を読んだときに感じた「カネ」の力に近い感じ。
一旦人工的に構築されてしまった世界に慣れ、自然で生きるための古い知識を捨て去っている以上、単に「自然にかえる」ことはできない、というような。

「経済学という教養」もそうでしたが、稲葉振一郎は難しいことを伝えるのがうまいですね。

関連記事:
【2004年3月13日:「経済学という教養」稲葉振一郎】
【2005年7月24日:「怒りの葡萄」スタインベック】
【2005年8月17日:「ハードワーク」ポリー・トインビー】
【2006年2月1日:「「アメリカ抜き」で世界を考える」堀武昭 】

「資本」論

「資本」論

  • 作者: 稲葉 振一郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/09/06
  • メディア: 新書


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