九州旅行五日目(くま川鉄道、鹿児島) [それでもどっこい生きてます]
23日
今日は鹿児島へ移動。
会社の鉄道マニアの人に教えてもらった、肥薩線のくま川鉄道という観光列車を使うルート。
日本三大車窓の一つとのこと。列車は「いさぶろう・しんぺい号」。
シーズンは春と秋ということで、車内は人がまばら。自分以外は、夫婦でゆったりか、あきらかに鉄道マニアの方々、という構成。
観光列車ということで、途中の駅ではきちんと撮影時間もあるし、絶景ポイントも止まる、さらに美人な車掌さんが色々直接説明してくれると、至れり尽くせり。すごい。
いさぶろう・しんぺい号
車内
矢岳駅にて
矢岳→真幸間の絶景
フルムーンなご夫婦がはしゃいでいたのが印象的。こっちもつられてニコニコ顔になっていた。
考えてみれば、いつもいかめしい顔してるなぁ、とふと思う。仕事してるとなおさらだけど、大人になってから「はしゃぐ」なんてこと、そうそうないなぁ、とも思う。
意外と「はしゃぐ」コト、「はしゃぐ」気持ち、ってのは大事なのかも知れない。
その後、列車を乗り継いで、桜島を横手に見ながら鹿児島へ。
まだ日が高かったので、フェリーで桜島まで行ってみる。
桜島フェリーは24時間運航と聞いて驚く。しかも日中は15分間隔で運行。
桜島に着いたはいいが、見所に行くには車が必要。タクシーは高い。ということで、近場のビジターセンターという博物館っぽいところを見学。
溶岩の上にどうやって森が再生されるか、という展示が面白かった。
島から戻り、黎明館という歴史博物館へ。
鹿児島の歴史、薩摩藩の歴史のアレコレを見る。自分の持っていたイメージどおりというか、薩摩に対する土地の人の思いの強さがはっきりと分かる展示内容。
こういう博物館の存在意義というか、運営している人たちの思いが伝わってくる展示は見ていて気持ちよいので好き。
その後、絶景ポイントという城山に、えっちらおっちら登り、絶景堪能。
えっちらおっちら下っていく途中で、あちこちに野良ネコたちの姿が。もしやネコ山?
泊まりは繁華街近くの東横インにしてたので、そこまで歩いていく途中で、なにやらキレイな歌声が聞こえてきたので、山歩きで疲れた足を安めにふらふらと座る。
どうやら、ラジオ局主催のクリスマス公開ライブの模様。
歌っているのは福井静という、鹿児島出身のシンガーソングライター。
曲はクリスマスを絡めたラブソングで、座って聞き入りながらしんみりしてしまいました。
出会い頭にこんなライブが聴けるなんて幸運。
食事は「一人前用黒豚しゃぶしゃぶ」というメニューに釣られて近くの居酒屋へ。
黒豚しゃぶしゃぶは、アクも出ないし、油も程よくて、うまい。思わずお代わりしてしまう。
定番のさつまあげ、みそおでんなどもつついて、満足。
メニューは、どれも食べたいものばかりで、かなり迷った。
大きな店なのに、女将さんが愛想がよくて良く笑う人で、雰囲気もよかった。
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